学習会『福祉現場から考える人権』

学習会『福祉現場から考える人権』

ヘルパーステーション花嵐では、登録していただいている全てのヘルパー職員の皆さんと、年に2回、全体集会といった機会をお創りしています。ここでは、事業全般へ係る報告や連絡、協議や検討、また、ご利用者援助での共通課題をもとにした学習や研修といったことを行っています。

ここでの学習テーマについては、訪問援助へ係るその時々の援助課題をヘルパーの職員とサービス提供責任者、管理者にて持ち寄り、時宜にあったテーマをもとに、各職員間で講師を務めながら、和気あいあいと、一方では皆さん熱心に、時には白熱した議論をグループや集団で行って学習を進めています。

今回の学習テーマについては、『福祉現場から考える人権』。

講師は、東淀川区にある社会福祉法人ノーマライゼーション協会の常務理事、小西寿一さんをお招きして、在宅援助者として求められる人権の理解といった内容をご教授いただき、皆さんと共に学びあいました。

人権研修というと何か難しいイメージであるのですが、福祉現場における事例や、また援助者としての体験や経験談の中で、人権とは何か、皆さんと共にお互いの人権感覚を振り返りながら、人権への理解を深めあいました。

◆感想

日々のご利用者援助を振り返り、また、大切なご利用者やご家族、事業所や地域の皆様方との援助課題を持つことができました。事業所としての支援管理の他、一人の援助者、人として持つべき心構え<気づきと寄り添い>、その中で価値観の理解と共有といった大切な学びをさせていただきました。様々な方々との連帯や、パートナーシップを意識した取り組みの中で、個人として、集団として、ひいては地域としての成長を期待する。まだまだ援助者として、事業所として抱える課題は多いのですが、ご教授していただきました内容を胸に、職員一同一体となって仕事へ励みたいと思っております。

(小西先生、ありがとうございました!!)

    

ヘルパーステーション花嵐では…

介護保険の高齢者福祉制度や障がい福祉制度に順じて、各身体や生活援助、外出等に係る援助といった訪問介護事業を行っています。また、各制度では適用されない訪問介護として、高齢や障がいを持ちながらも在宅での自立生活を望む方々へ対して、制度適用外の支援、事業といった取り組みも行っています。

近年、介護を必要とするご高齢者や障がいを持つ方、またそのご家族、またお一人暮らしの方も年々増えてきております。病気や障がいを抱えても、できる限り住み慣れた地域で、ご家族と、または馴染みの方とともに穏やかに暮らすことができる。

ヘルパーステーション花嵐においては、皆様からのご要望を大切にお受けし、ご利用される皆様の権利、尊厳と誇りが尊重され、安心して在宅での生活を送っていただけるようお支えします。そして、皆様方おひとりお一人がいきいきとその人らしく自立した生活と、その喜びを感じていただけるよう、ご一緒に大切な生活をお創りします。

“笑顔になって、人と人とのつながりが大切にされる

明るくて元気な在宅サービス(支援)を目指します!!”

何かお困りごと、お悩みごと等のご相談がございましたら、ぜひ花嵐までご連絡下さい!(^^)!

<2013年6月23日>